アート実験|トランスファー

 

 

トランスファー用の基底材

2016年頃に作っていた、アートジャーナル用のノートなのですが。

 

なかなかと気が向かずに、中ページが白紙のままとなっていましたので、
表紙のデザインをいじって、このジャーナルに日の目を見させてあげたいと思いまして。

 

このジャーナルの表紙をトランスファー(転写用)の基底材(ベースとなるもの。支持体/サポートともいう。)にすることにしました。
トランスファーとは、基底材となるものに、紙ものを転写していくアートテクニック。

 

今回トランスファーの実験をするのは、下記の3点。

    1. インクジェットプリンターでプリントアウトした紙
    2. レーザープリンターでプリントアウトした紙
    3. 雑誌のようなコーティング紙

 

 

THEATER という文字のトランスファー|インクジェットプリンターVer.

 

インクジェットプリンターでプリントアウトした紙

 

 

☝これは、インクジェットプリンターでプリントアウトした紙を使いました。
本来は、トランスファー(転写)なので、プリントアウトした時点で、文字が反転(鏡文字)していた方がいいのでしょうが。

今回は、トランスファーの実験で、どこまできれいに転写できるのか、できないのかを
知りたかっただけなので、このままで使用しました。

もちろん、トランスファーするのに大元の文字をすべて反転しなくてはいけないのかというと、そういうことでなく。
作品のテーマによっては、敢えて読みづらさを入れて、何かを表現したいのであれば、わざと反転せずのままの言葉での作品作りも可能だと思います。作り手の意志にお任せですね。

 

 

THEATER をトランスファーしてみて|インクジェットプリンター Ver.

インクジェットプリンターは、染料インクを使用しているので、普通紙にプリントアウトした場合、水にとても弱いのです。
水分のある手で触ったりすると、すぐに滲んでしまいます。

トランスファーは、基底材(ジャーナルの表紙)に定着させた後に、水でふやかしてて不要部分を取り除くので、染料インクの文字まで一緒に流れてしまうかと思ったのですが、意外と文字がきれいにトランスファーされています。

インクジェットプリンターでプリントアウトした紙でもトランスファーできることが証明されたので、
お家プリンターでも、気楽にトランスファーを楽しむことができますね。。

 

 

BECOME という文字のトランスファー|レーザープリンターVer.

 

 

 

THEATERの下にあるBECOMEがレーザープリンターでプリントアウトした紙でのトランスファー。
(今回使用したBECOMEの文字が大きくて、ジャーナルの表紙に入りきらなくて、BEとCOMとEという配置にしちゃっているので、
単語としては成り立っていません💦)

やはり文字の濃さを考えて、インクジェットに比べるとレーザープリンターでの方が、黒の色がハッキリしています。

水分をつけてもインクが流れ出る心配のないレーダープリンター出力なので、少々の擦りすぎでも大丈夫だと思うのだが。
EやBの部分は、きれいに取れたのに、Mあたりは、まだまだとりきれておらずに白い部分が。
この差はなんなんだろう。また何度か実験してみようと思います。

 

 

ちなみに、レーザープリンターでの、他のサンプル ANYWHERE(写真下部分)
やはり、黒味の感じがちがいますね。キレイ。
このANYWHERE部分はすごく綺麗に転写できました。文字がかすれちゃっている部分もあるのですが、
すごく綺麗にコピー用紙の余白部分が剥がれてます。
印刷したみたいな感じ。なんだろう、この差は。。

 

 

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Processed with VSCO with m5 preset

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☝これは、ちゃんと文字を反転させて、レーザープリンターでプリントアウトしたもの。
なので、右側の画像には、ちゃんとしたアルファベットが作品の一部としてのってるのがわかりますよね。
なかなかのキレイさ。

古ぼけたポスターのような感じをだしたかったので、上記のような少し古ぼけたのアルファベットが演出できて、満足。

 

ちなみに、レーザープリンターは、セブンイレブンのネットプリントを利用しました。
ネットからもプリントアウトできるけど、ワタシはUSBメモリにいれてのプリントアウト。

 

少々長くなったので、雑誌のページからのトランスファーレポートは、また後日。。

 

 

 

 

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