Mixed Media /ミクストメディア とは…。
いろいろな種類の素材(材料)を使い、様々な手法で制作したアート、または技法のこと。
基本的には、2種類以上の素材・技法の組み合わせをして制作したものをいう。
元々は、シュルレアリズムやダダイズムなどの反芸術行為から端を発している。今日では、様々な異素材を使う場合や異なる技法を用いて制作した作品を指すことが多い。
ミクストメディアの作品例…。
こちらは、私のワークの中でも『Theミクストメディアアート』という作品です。
パネルにアクリル絵の具・鉛筆・クレヨン・ポスカを使い、技法としてもペインティング&コラージュ&ドローイングして制作したミクストメディアアート。
コラージュは、昔のアートワークを使っているので、時系列てきにもミクストメディアになるかもしれません。
たとえば、こちらのバック。
帆布にアクリル絵の具と糸を使ったペインティング。
これもれっきとしたミクストメディアとなります。
こちらは、水彩紙の上にアクリル絵の具と鉛筆とクレヨンを使って制作したミクストメディアアート。
こちらは、パネルの上にアクリル絵の具のみ(1種のメディア)なので、これはミクストメディアとはいわず、アクリル画となります。
どんなツールをつかうの…?
特に決まったツールはありません。使いたい道具、または使ってみたい道具。やってみたい技法などなんでもアート要素として使えます。
図画工作でつかうような手法であったり、アートというよりは、「これを使って色を塗ってみたら、どうなるのかな」という思いつきや好奇心を働かせて、思い込みをすてて、すべての物がアートに繋がるという意識でいると、いろいろと発見があって、楽しいと思います。
どんなものに描くの…?
特に決まった基底材(絵が描かれる物質のこと)はありません。
紙でも、キャンバスパネルでも、アクリル板、鉄、革、使ってみたい基底材を使うことができます。
どんなアート技法があるの…?
下記のように多くの技法があります。
コラージュ・アセンブラージュ・スパッタリング・マーブリング・スタンピング・フロッタージュ・デコルコマニ・ドリッピングなど。
聞きなれない言葉もあるかと思いますが、実際に体験されると、多くの方が多数の技法をおそらく知っていると思われます。
追って、それぞれの技法のページを追加していければと考えております。
アートをするということは、アートワークを作ることが目的になるのですが、でも実は、アート技法を自分流に組み合わせたり、ツールを発見したり、というアートをするプロセス(過程)がとても楽しくて、重要な要素なのです。
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